ホームの試合はカードを貰いにくい!?

ダービーマッチの後半ロスタイム、0-0の状態でこじ開けたゴールが、オフサイドの誤審で取り消された時のあの虚無感といったらもうどうしようもありません。「審判に試合を台無しにされた。」誰もがそんな気分になるでしょう。

その一方、ホームでの一戦で、微妙な判定でPKを貰った時、一発退場でもおかしくないタックルがイエローカードで済んだ時、「まあホームだし。」こんな風に、判定の妥当性を口にする人も少なくないはずです。(私もその一人。)

ホームだから有利な判定、アウェイだから不利な判定が下されるのは公平性の観点から言えばNGです。しかし、観客と選手の間ではこれを良しとする共通認識が存在します。

Hウェブ

ですが、そもそも「ホームだと判定が有利になる」のは本当でしょうか。感覚的にはそう感じますが、なんとも曖昧な認識です。

この疑問を解消するために、プレミリーグ1314の前半戦190試合に出されたイエローカード、レッドカードの数をホームとアウェイごとに調べてみました。こちらがその結果です。

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少なくともイエローカード、レッドカード共にホームチームの方が貰いにくく、アウェイチームの方が貰いやすい傾向があるようです。PKの獲得数、誤審の数などまだまだ検証の余地はありますが、カード数から判断すると、「ホームだと判定が有利になる」のはどうやら本当のようです。<end>

アンチェロッティの戦術ノート

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