プレミア勢のUEFAクラブランキングをおさらい(1415)~CL死の組は既定路線?~

CLポット分けの際に使われる唯一の指標がUEFAクラブランキングある。出場チームを上から順にポット1.2.3.4に振り分け、全ての組にそれぞれのポットから1チームずつ入れていく。(もちろんランダムに。)すなはちランキングで上位に位置することは強豪チームとの対戦回避に繋がる。ランキングは過去5年間のEL・CLでの成績を基にしたポイントと各国のリーグポイントの20%を足した合計によって決められるため、いくら自国のリーグ戦を良い成績で終えても順位は変動しない。

UEFAランキング(1415)pax-foot.info

現在のランキングを見てみるとCLでコンスタントに結果を残しているチェルシーアーセナルはそれぞれ4位と7位で「ポット1」が確定している。来季も比較的容易な組み合わせが期待できグループステージの突破は固そうだ。

マンチェスター・Cは過去3年「ポット3」以下だったがために苦しんできた。去年はレアル・マドリッド、ドルトムント、アヤックス、一昨年はバイエルン、ナポリ、ビジャレアルと同組でまさに”死の組”の常連だった。しかし”お隣の赤い悪魔”がCL権を逃した関係でランキングは26位ながらようやく来季から「ポット2」へ昇格することになる。足りなかった欧州での経験はこの3年で十分養われただろうか。PL王者としてひと暴れするための舞台は整っている。

一方4年間CLから離れていたリヴァプールのクラブランキングは30位まで落ち「ポット3」が確定。念願叶ってCL本戦への出場が決まっているがグループリーグから厳しい戦いを強いられることになる。例えば…

バイエルン/パリ/リヴァプール/ローマ

レアル・マドリッド/ドルトムント/リヴァプール/セルティック

こんな組み合わせになる可能性もあるのだ。しかし彼らに実力が備わっているのは今季のPLで証明済み。他クラブからしてもできれば当たりたくない相手だろう。スアレスが公約通りチームに残り、選手層の問題さえ解決すれば久しぶりにCLに帰って来たリヴァプールが台風の目になるかもしれない。

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