4年に一度開かれるサッカーの祭典FIFAワールド・カップ。世界中での注目度はオリンピックをも遥かに凌ぐその舞台はサッカー選手であれば誰もが夢見るはずだ。しかし、ピッチに立つ資格があるのは予選を通過した32ヶ国の代表枠23人に選出された者のみ。サッカー人口を考えると実に狭き門である。実力不足、予選未通過、怪我、監督との確執など様々な理由によって2014ブラジルW杯の切符を逃し涙を飲んだフットボーラーが世界中には五万といるのだ。本記事ではそんな苦杯を嘗めた彼らの中からベスト11選出。選考基準はSquawkaのパフォーマンスランキングを参考にさせて頂いた。
そしてその11人が中々強そうなのだ・・・
攻守のバランスは決して良いとは言えないがゲームの中なら是非とも使ってみたい布陣。前線はCR7にW杯行きを阻止されたズラタン・イブラヒモビッチとW杯は見ずに家族とディズニーランドへ行くというカルロス・テベスの成熟度抜群、強面コンビが並ぶ。中盤で構えるのは周りが豪華過ぎて中々代表に呼ばれないビジャレアルのスペイン人ブルーノ・ソリアーノ、落選後に恋人のTwitterが炎上したサミル・ナスリ、イニエスタから「スペイン代表の未来」と称されたイスコ、大会直前の怪我でブラジルでのプレーが絶望的となったマルコ・ロイスの4人。
ディフェンスラインの両翼には、ローマとの2018年までの契約延長は勝ち取ったがブラジル代表には滑り込めなかったレアンドロ・カスタン、エバートンで大活躍を見せたが代表チーム(アイルランド)はドイツとスウェーデンと同組の予選リーグを突破できなかったシェイマス・コールマンが構える。センターを守るのは惜しくもフランス代表の予備メンバーに選出されるに留まったサンテティエンヌの主将ロイク・ペロンとローマの会長によって6100万ユーロの値札が付けられたモロッコ代表メフディ・ベナティアの2人。守護神はバルサへの移籍が決まったがドイツ代表からは落選したテア・シュテーゲンだ。
ブラジルへの切符は逃した彼らだがW杯はこの先も開催されていく。4年後ロシアの地で大暴れするのはこの中の誰かかもしれない。
>>欧州最高のMFは誰だ?(1992年組編) ~イスコ、コウチ、ゲッツェ、ウィルシャのスタッツ比較~