6. スタジアムの壁崩壊
チリはGL第2戦、オーストラリアを破った勢いそのままに王者スペインのパスサッカーを破壊し見事2-0で勝利した。しかしこの試合で破壊されたのはスペインだけではなかった模様。というのも、どうしても試合を見たかったチリサポーターの集団が無理やりスタジアム内に押し掛けたのだった。その結果、騒動に耐えきれなかったメディアセンター付近の壁が崩壊。とんだ事態となってしまった。勢いがあるのは選手だけではなかったようです。
That was my seat… pic.twitter.com/njawG7hCjU
— Raphael Honigstein (@honigstein) 2014, 6月 18
7. “無敵艦隊”スペインの沈没
今大会でも優勝候補の呼び声が高かった前回王者スペインはGLで2連敗を喫し、早々に敗退が決定。自慢のパスサッカーもオランダとチリの速攻の前に全くと言っていいほど機能せず。デルボスケ監督は無策にも無敵艦隊を沈没させてしまった。敗戦後、同監督に対しては痛烈な批判が浴びせられ、ネット上にはこんな画像も(下記)。彼がCL、W杯、EUROの3冠を達成した史上初めての監督であることは完全に忘れられてしまったようです。
8. 初出場のボスニア・ヘルツェゴビナ、誤審で先制点を取り消される
W杯初出場のボスニア・ヘルツェゴビナ。初戦を落とし何が何でも勝利を掴みたいGL第2戦では気持ちの乗ったプレーでのナイジェリアを攻め立て、エースのジェコが前半早々にゴールネットを揺らし先制!・・・と、思いきやオフサイドの判定でゴールは取り消し。結局、その後ナイジェリアに得点を許し1-0で敗北。夢の決勝トーナメント進出は果たせずにブラジルをさることとなってしまいました。しかしこのオフサイド、後で見てみると明らかな誤審。念願のW杯での戦いをミスジャッジに狂わされた同監督は「我々は国へ帰るが、審判団も一緒に帰るべきだ!」とやり場のない怒りを爆発さました。
9. ソング、突然相手FWをぶん殴る
GL第2戦のクロアチア戦は、ボスニアと同様初戦を落としたカメルーンにとっては絶対に負けられない戦い。。だったのだが1点ビハインドで迎えた前半40分、何を思ったのかソング選手がクロアチアFWの背中を肘でぶん殴り即一発退場!そのあまりの思い切りの良さに、色んな武器を持たせて楽しんでいる方もいるようです。ちなみに、同試合ではカメルーンのアスエコト選手もまたチームメイトに頭突きを浴びせ注目を集めています。試合は4-0でクロアチアが勝利。
10. スアレスが”また”噛み付き!?
この男がまたやってしまいました。退場者を出し10人となたったイタリアからどうしても得点が欲しいウルグアイは後半33分ガストン・ラミレスを投入し勝負に出る、はずがその2分後に”事件”が勃発。なんとスアレスがキエッリーニの肩に「ガブリッ」と噛み付いたというのだ。キエッリーニはユニフォームを捲りながら”歯型”を見せ猛抗議しましたが、主審はそのシーンを確認していなかったため試合はそのまま続行。ウルグアイはその直後にCKから先制し”死の組”突破を決めました。現在FIFAは事の真相について”調査中”とのことであくまで”疑惑”ということになりますが、キエッリーニは試合後「スアレスは俺を噛んだのに退場しなかった!」と主張し、各メディアはスアレス出場停止が何試合、あるいは何年になるかを面白おかしく発信。当の本人は「こういった接触は試合でよく起こり得ることさ。」と涼しい顔をしてスタジアムを後にしました。