「この選手こんなに身体強かったっけ?」プレミアリーグを見ていればそんな風に思うことも少なくないのではないでしょうか。テクニックが売りの小柄な選手でさえ、異国からやってきてプレミアで1年もプレーすれば気が付いた時には随分と胸板が厚くなっています。
その背景にはイングランドサッカーの文化や、中々反則を取らないレフリングがあるのでしょう。強靭なフィジカルを生かした球際の攻防はまさに戦場であり毎週世界中のサポーターを湧き立たせています。
さて突然ですが、そんな猛者たちが集うプレミアリーグで”身体検査”を(勝手に)行うことになりました。(しました。)検査の内容は①身長測定、②体重測定、③肥満度(BMI)測定の3項目。測定結果はそれぞれ上位、下位のチームと選手をランキング形式で公表します。本日初回は①身長測定です。では早速結果を見てみましょう。
(測定対象はプレミアリーグ第32節の先発メンバー)
■平均身長が高いチームランキング
1位は大方の予想通りストーク・シティ。チームの戦術はパスサッカーへ移行しつつありますが背丈の高いアタッカー、DF陣と”デラップ砲“を強力な武器に戦っていた時の名残がまだあるようです。2位は大混戦で3チームが全く同じ値で並びました。チェルシーがランクインしているのは少し意外だったかもしれません。一方で最も平均身長が低かったチームが唯一170cm台のスウォンジー・シティ。スウォンジーと言えば小柄な選手がパスを繋ぐスタイル。イメージ通りの小ささです。尚、下から2番目の争いではひっそりとマンチェスター・ダービーが勃発しています。
■高身長&低身長選手ベスト3(フィールドプレーヤーのみ)
こちらはクラウチとメルテザッカーが高身長選手の第一位にランクイン。ただ、何年か前までは「202cmの大型FWピーター・クラウチ」と紹介されていた記憶があります・・・きっと縮んだんでしょう(苦笑)。小さい方のランキングにはレノン、アニータ、フラハン、ブリットンが登場。どの選手も小柄ながらプレミアでは堂々とした活躍ぶり。上背が無くてもテクニック、スピード、強い体幹があれば十分戦えることを証明しています。
これにて身長測定は終了です。続いて行った体重測定の結果はこちら
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