身長測定、体重測定が終わって最後は肥満度(BMI)測定です。
BMIは体重(キログラム)を身長(メートル)
で2回割ってはじき出す指数だ。 海外でも体格の判断基準として使われる。 国内では日本肥満学会がBMIが22の場合を最も病気にかかりに くい「標準体重」とし、25以上を肥満に分類している。(日経より)
プレミアリーグで毎週プレーする選手が重度の”肥満”なんてことはありえないと思いますが、その中でも肥満気味、健康体、痩せ気味に該当するプレイヤーがいるかもしれません。さて結果はどうでしょうか。
(測定対象はプレミアリーグ第32節の先発メンバー)
■肥満度(BMI)が高いチームランキング
1位は体重測定でも首位に立ったクリスタル・パレス。その内訳を見てみると、ジュローム、ジュディナク、ディクガコイ、ボラシエ、デラニー、スロペニの6選手が24(BMI)を越えています。2位は以外にもノリッチ・シティ。こちらはフラハン、オルソン、ルディの3選手が25(BMI)越えでチームの足を引っ張っているようです。一方で最も数値の低かったのが24(BMI)以上はセセニョンとリードの2選手のみのWBA。スマートなスカッドに仕上がっています。
続いて個人部門に移ります。
■BMIが高い選手ベスト3
3位 ライアン・バートランド(ビラ)26.5
2位 ケヴィン・ノーラン(ウエストハム)26.57
1位 ロメロ・ルカク(エバートン)26.59
体重測定に引き続きこちらもロメロ・ルカクが第一位。ちょこっと前にとんでもないと話題になったルカクの朝食が下記の写真ですが、これが本当なら体重が最も重くBMIも最も高い選手が彼だというのにも納得です。
ちなみにルカクが出場したエバートンの試合の勝率、ゴール数、シュート数、枠内シュート数、ドリブル数の全てが、彼の出ていない試合を上回っているというデータも出ていてフィールドでもその存在感を遺憾なく発揮しているようです。続いては”低い”選手のランキング。
■BMIが低い選手ベスト3
3位 ナビル・ベンタレブ (スパーズ)19.5
2位 ガレス・マコーリー (WBA)19.1
1位 ジェラルド・デウロフェウ (エバートン)18.7
エバートンに一番”デカい”選手と”チイサい”選手が揃っていました。こちらのランキングでは唯一18(BMI)台のジェラール・デウロフェウがぶっちぎりで1位。179cm 60kgはどう考えても痩せすぎです。ちなみにリバプールで最もBMIが低いのはグレンジョンソンの21.1、マンUではヤングの21.2、アーセナルではフラミニの21.1、マンCではナバスの20.8、チェルシーではケーヒルの19.8でした。
■最も病気にかかりに
レアンドロ・バクナ(ビラ)22.02
最後に最も標準体重に近い選手は、夏(2013)にビラがフローニンゲンから獲得したU21オランダ代表のレアンドロ・バクナでした。これにて身体検査はすべて終了です。
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